第21回 「人の顔を輝かし、その顔の固さを和らげる。」〜 個性を引き出す 〜
「新潟 がん哲学外来 講演会カフェ」で講演『がんばりすぎない、悲しみすぎない。〜 人の顔を輝かし、その顔の固さを和らげる。〜』(主催:Svenson 新潟サロン、 新潟日報メデイアシップに於いて)をする機会が与えられた。順天堂大の友人で、医師でもある大企業の代表も出席して頂いた。多数の参加者で、大いに盛り上がった。会場から、壮大な信濃川を見て、静思する時でもあった。
横浜 がん哲学外来 10周年記念 市民公開シンポジウム『がんばりすぎない、悲しみすぎない』(横浜市開港記念会館に於いて)で、筆者は、基調講演『個性を引き出す〜言葉の処方箋〜』を行った。パネルデイスカッション『“がんばりすぎない、悲しみすぎない”為に 私たちは 何ができるのでしょうか』では、パネリスト(大弥・角田・和田・内田)の素晴らしい話には、大いに感動した。涙なくして語れない! 会場は、大盛況であった。筆者は、司会者(三国・三澤)から下記の9つの質問を受けた。人生を振り返る、貴重な一時となった。
① がん哲学外来をスタートした時のきっかけ
② 7人の侍について『勝海舟・新島襄・内村鑑三・新渡戸稲造・南原繁・矢内原
忠雄・吉田富三』
③ 無医村の故郷で お母様の背中に おぶさっていた時の話
④ 今までの外来で 印象に残る面談について
⑤「あなたには 死ぬという大切な仕事が 残っている」は どんな時に
⑥ 人生に期待しない 人生から期待されている
⑦ なぜ病理学に 進まれたのか
⑧ 純度の高い専門性 と 社会的包容力について
⑨ 樋野先生が師『菅野晴夫・Knudson』から学んだこと