第11回 『リーダーの清々しい胆力』〜 包容力を備える 〜

 飯島延浩 山崎製パン社長と講演する機会が与えられた(山崎製パン総合クリエイションセンターに於いて)。『リーダーの清々しい胆力』を学んだ。会場は大盛況であった。第63回日本病理学会秋期特別総会(日本教育会館に於いて)に出席した。コンセプトは「病理診断と病態の理解から治療への展開」であり、特別講演『がん幹細胞を標的とした新たながん医療戦略』、シンポジウム『がん幹細胞・組織幹細胞の病態への関与』は大変勉強になった。日進月歩である。

 第14回南原繁シンポジウム(主催:南原繁研究会、後援:岩波書店、学士会、東京大学出版会、公共哲学ネットワーク)に参加した(学士会館に於いて)。樋口陽一先生 (日本学士院会員、東京大学・東北大学名誉教授) の講演『「国家」・憲法・「民族」〜南原繁を砥石として考える』は、極めてタイムリーであった。「評価と理解」、「教養と専門」の相違について学んだ。筆者は、『閉会あいさつ』をする機会が与えられた。若き日に読んだ、東大総長時代の『戦没学生に捧ぐ』(1946年)、『戦没学生の遺産を嗣ぐ者 〜 学徒出陣20周年を記念した 〜』(1963年)、さらに、「日本の将来の命運」をかけて「なすべきことをなそう」と『洞窟』から出て行った南原繁の「練られた品性」について語った。まさに、「『洞窟の哲人』出でよ!」の時代的到来を痛感する日々である。


 第66回 「お茶の水 メディカルカフェ in OCC」に赴いた。会場は、満席であった。参加された方が、週刊誌(113日付)に掲載されていた、新刊『がんばりすぎない、悲しみすぎない。』(講談社)のジャーナリストの書評『包容力を備える「がん哲学外来」』を持参された。『明日この世を去るとしても、今日の花に 水をあげなさい』(幻冬舎) に続いて、先週には『病気は人生の夏休み』(幻冬舎) の中国語訳が送られてきた。『がん哲学』(2004年:to be出版) の中国語訳 (2009) を含めて、これで3冊目である。11月末発行される北京大学出版局の中国語訳を含めれば、4冊目である。驚きである。アメリカからは、来年3Paradigm Shift in Cancer Research, Treatment and Education Cancer PhilosophyThinking “Cancer Cells” Deeply 〜」の講演の依頼が届いた。本当に、自分の思いを越えて、進展している。不思議である。


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